1回目大学授業:オリエンテーションの様子
第1回目の大学での講義内容をお伝えします。講義のスライドを貼りながら、設計意図なども詳しくお伝えします。また、実際に開催してみて得た「気づき」「学び」「発見」などもお伝えします。

無事、1回目の大学の講義が終わりました。この1ヶ月、1回目の講義のことばかり考えていたので、無事に終わって安堵しています。笑
さて、記憶が鮮明なうちに、講義レポートを行います。
概要:
第1回目の大学での講義内容をお伝えします。講義のスライドを貼りながら、設計意図や、当日の生徒の様子などをお伝えします。また、実際に開催してみて得た「気づき」「学び」「発見」もお伝えします。
ちなみに、授業開催の前日に通しの練習をしたところ、toiee Lab亀田(関大で講義を10年以上行った経験あり)や、他のスタッフ(高校で情報の授業を10年以上行っている)から、「分かりにくいかも」とフィードバックをもらい、急遽、当日の取り組み方を変えました。これが、なかなか良かったです。
上記の話などもシェアするので、興味のある方はご覧ください。
✔️講義を行う状況について
恐らく、私が何者で、誰に対して授業を行うのか書いた方がイメージが湧くと思うので、簡単に自己紹介をします。
授業の概要
- 短期大学の1年生「27名」
- 対面で授業を開催
- 教える科目は、情報(Word、Excel必須)
- 授業の長さは、1講義「90分」
- 前期・後期、合計で30回の講義
- 授業は、通常の大学の授業とは異なり、「反転学習」を採用(後ほど解説)
私
- 大学は、英語文化学科卒業。つまり、情報系の大学は出ていない(ITとは、無縁の生活を送る)
- 2015年toieeLabへ入社。当初、PCすら触れないレベルのIT弱者
- 2023年現在、IT全般を触れるが、何かに特化した専門家ではない。これといった実績もない
- ワークショップ形式で、動画を先生にして、サポート役(学習ファシリテーター)として、200回ほど授業を行った経験あり
反転学習とは
今回、私が行う大学の講義は、通常の講義の形式と異なり、「反転学習」を採用しています。
反転学習とは、通常は大学で講義を受けて、家に帰って授業内容に沿った「課題」を行うと思います。それに対して、反転学習では、先に家で動画を見て講義を受けてもらい、授業では、講義内容の理解を深めるために課題(チームディスカッションや、実技)を行います。
講義を「先に家で受けて」、「授業内で課題」をするという、従来の授業と「講義」「課題」が反転しているのが、反転学習の特徴です。
私は、講義をしない
なお、今回生徒に提供する「講義動画」は、すべて、toiee Lab 亀田(情報学の博士課程、関大講師歴10年以上)が収録したものを使います。
私は、学習ファシリテーターとして、亀田の講義内容を学生がより深く理解できるようにワークショップを行い、学習のサポートを行います。
つまり、「講義担当は、亀田」「当日のワークショップ開催は、私」という役割分担で、30回の講義を進めます。
🐢音声での振り返り
toiee Lab 亀田にインタビューしてもらいながら、当日の講義の内容を振り返りました。その様子を録音しています。
音声の概要:
- 開催して得た「気づき」「学び」「発見」
- 「動画が先生(亀田の講義録画を流す)」で、授業は成り立つ
- 準備の段階での「気づき」「学び」「発見」
- カンペを読むのではなく、頭の中にあることを伝える
以下、文章で詳細をお伝えしますが、書ききれなかった内容などもあるので、良かったら音声をお聞きください。(1.5倍速で再生がオススメです。)
同じように授業を開催する方の、お役に立てば嬉しいです。
