ストーリー

私たちは誰で、どこへ。存在目的、ミッション、価値観
ファシリーテーターの姿勢と、従来型の授業の大きな違い

ファシリーテーターの姿勢と、従来型の授業の大きな違い

時々、子供たち(長男は中学生、長女は小学校二年生、次女は4歳)の授業参観に行くことがあります。その度に、ちょっとした気づきがあります。 今日は、その気づきを通じて「ラーニング・ファシリテーションの姿勢」について、一緒に考えていきたいと思います。 年々、牢屋っぽくなっていく 子供たちが保育所(あるいは幼稚園)のとき、かなり自由に遊べていました。保育士の先生方は、子供たちの様子を見守りながら、各人が楽しく遊んだり、実験したり、探究することを手伝います。 言葉で言い聞かせるのが難しいところもあるので、「プロセス」を使って、子供たちを誘導します。例えば、ゲームを通じて、徐々に静かにして、きちんとした姿勢をとって座るように誘導したりします。 年齢が上がるにつれて、徐々に「お友達が喋る時だから、静かにしようね」という言葉で通じるようになります。年長にもなれば、しっかりと社会のルールを学び始めます。また、うっすらですが「他人の状態を想像」できるようになります。 他者が行う論理的な思考をシミュレートはできなくても、「感情」は予測できたりします。 そして小学校に上がると(小学校の雰囲気に
Takahiro Kameda