マネジメント by ラーニング・ファシリテーション事例を公開していきます
お知らせ。学ぶ会では、toiee Labの新規事業である「デジット」でのマネジメント・バイ・ラーニングファシリテーションの実況中継をお届けします。お楽しみに。

私たちは「デジット」という新規事業を立ち上げました。デジットは、
"大切な友達にアドバイスするように、相手のビジネスの状況、リソース、ビジョン、目標を理解した上で、最良の選択肢を提案すること"
です。ざっくり言えば、「マーケティングコンサルティング x デジタル技術」のサービスです。
デジットを運営するにあたり、私たちは ティール組織運営 を、ラーニング・ファシリテーションの実践として捉え行なっていきます。
つまり、経営の様々な知識、スキルを「ラーニング・ファシリテーション」でアレンジし、使っていきます。それにより、最終的には「ティール組織運営の実践になる」と考えています。
デジットの実践事例をシェアします
私たちは、ラーニングファシリテーションを使ってマネジメントすることを、
- マネジメント by ラーニング・ファシリテーション(MBLF)
と称しています。
P.F.ドラッカーが「目的・目標に基づくマネジメント」として、MBO(Management by Objectives)を模してネーミングしました。
デジットという新規事業を運営するために、様々な実験、取り組みを行います。その様子を、ここ「学ぶ会」でシェアできたら、
- チームマネジメント、より良い企業を作りたいと思う起業家
に役立つと考えています。
MBLFに含まれるもの
ところで、MBLFには、以下のようなものが含まれます。
- スタッフ一人一人が「自分のラーニング」を意識すること
- チームの創造性、協力、全体性を育むためのファシリテーション
- 専門技能習得のためのラーニング・デザイン
- 日々のコミュニケーションで、ルーピングを活用すること
- 「場」を作り、暗黙知を取り出すこと
などです。
つまり「社内教育プログラム」や「リスキリング」も含まれます。
複数の目的を、同時に達成する
ラーニング・ファシリテーションの技術、知識である「ワークショップ設計」と「チーム学習」を使うことで、
- チームビルディングをしながら
- 同時に、専門知識を深めていき
- 学ぶ楽しさを味わう
ことができます。
さらに、わたしたが取り組んでいたワークショップ設計は、「ハウツーを学ぶだけでなく、自分で考え、教えられていないことを学ぶ力」を養います。
社内教育は、「学び方を学ぶ」が良い
例えば、「HTML、CSSの知識」ではなく、専門書、ブログ、仕事を通じて「HTML、CSSの知識、技術を次々と習得できる」学び方を学びます。
このような教育は、「理想」と言われます。しかし、現実は「不人気」です。一般向けの講座などでは、「もっとやり方、テクニック、すぐできるコツ」を教えて欲しいと言われます。
しかし、「我が子」を育てるとなれば、「すぐにできる、考えなくてもできる、学ぶ力がつかないハウツー」ばかりを教えたりしません。
同様に「社内」の教育であれば、ハウツーばかりではなく、「プロフェッショナルとして、教えられていないことを、自ら学ぶ」教育、研修が大切です。なぜなら、仕事で先頭を走りたければ、「自分がパイオニア」になる必要があります。
楽しい職場を実現する
一人で、黙々と学習する時間は大切です。一方で、チーム一丸となって新しいテクノロジーを研究し、試し、意見交換するのは、
- 多様な視点の大切さを知り
- お互いを助け合い、
- お互いの違いを深く理解し合い
- 最高の創造性を発揮する
ことにつながります。
チーム学習の魅力は、組織運営でこそ発揮されます。まずは、私たちが取り組んで、その様子を実況中継していきたいと思います。
乞うご期待ください。